抗インフルエンザ薬には、色々な種類があります。その中でも有名なのはタミフルですが、名前は知っていても、他の抗インフルエンザ薬との違いをきちんと理解している方は少ないのではないでしょうか?基礎知識と特徴などを紹介します。

全国で流行中のインフルエンザと部屋の空気乾燥に注意

インフルエンザでは、部屋の空気の乾燥に注意する、というのはよく聞きます。確かに空気が乾燥すると、喉がイガイガしてきて不快ですが、それはインフルエンザに感染することとどのような関係があるのでしょうか。
インフルエンザウイルスは、人間の喉から肺にかけての気道で増殖していきます。
人間には免疫力というものがあり、外部から侵入してくるウイルスや細菌から身体を守ってくれています。
インフルエンザウイルスはまずは喉や鼻の粘膜によって感染を遮られるのですが、空気が乾燥してしまうと喉がイガイガしてしまうように、喉や鼻の粘膜が乾いてしまいます。
乾燥してしまうことで免疫力が落ちてしまい、インフルエンザウイルスに感染してしまいやすくなるのです。また、インフルエンザに感染する原因のほとんどは、感染者がしたくしゃみや咳と一緒に空気中に吐き出されたウイルスを吸い込んでしまうことです。
空気が乾燥しているとインフルエンザウイルスはいつまでも部屋の中を漂い続けられるため、感染するリスクが上がります。
部屋の湿度が高ければ、部屋の中の湿気にぶつかってしまうため、遠くまで飛ぶことができず、また長時間浮遊することができなくなるため、感染リスクが下がるのです。
現在の住宅は気密性が高く、暖房を使っているとあっという間に空気が乾燥してしまいます。これらの理由により、インフルエンザの予防には部屋の湿度を上げることが重要になってくるのです。
加湿器がなければ、濡れたタオルを部屋の中にかけておくだけでも湿度は上がります。
また、湿度を上げることと同時に2時間に1回程度部屋の窓を開けて10分ほど換気をすることで部屋の空気を入れ替えることも行いましょう。